大型反射望遠鏡によるオリオン座大星雲の天体写真観測


 4つの明るい恒星(輝き始めたばかりの若い恒星で「トラペジウム」と呼ばれている)があり星雲を照らしている星であることがわかります。ガスやちりが密に集まってまだら状になっていたり、黒い影のような固まりの「暗黒星雲」(光を通さない濃いガスやちりでできている星雲)が存在している様子がよくわかります。その中心部分には、誕生したばかりの小さな恒星たちまで写っています。
(2016.12.2 ISO3200 Exp. 20" CanonEOSKissX70, 2017.1.24 ISO6400 Exp. 15" CanonEOS80D)